＜作家コメント＞

この作品を描いていた頃私自身自分の作品に対する迷い、苛立ち、行き詰まりがあった

作品と向き合う作業は時として苦しく、そして万に一つの快感が伴う

 

その針の穴のように小さな感情、魂を揺さぶられるような微々たる思いが時として溢れでる

 

実はこの作品の下に何枚かの作品が隠れている

それはその時々の感情の軌跡であり

レイヤーのように隠れた何枚もに重なった思いでもある

 

画面の中に時間と空間そして混沌とした思いを閉じ込めました

 

それがこの作品の

最終章

溢れる

です。。。